
今回はピラティスを始める前、始めた後のあるあるや基礎知識について書いていきたいと思います。
体と向き合うってどういうこと!?
「『体と向き合う』って意味がやっとわかった!」
これはレッスンを受けに来てくれた友人が言ってくれた言葉。
「今までは体の調子が悪いって感じたらネットでその症状を検索して、それらしき原因を見つけて、“〇〇が悪いからか、、”って思ってたんだけど、 今日のレッスンで骨盤の意識の向け方を教えてもらって『私、今まで自分の体と全然向き合ってなかった!』って思ってん。」
「体と向き合うって、こうやって自分の体の使い方やつながり方を知ることなんだって!」

わかる!わかる!調子が悪いところがあるとネットで検索したくなるその気持ち。
でも「体と向き合う」って、 ネットで検索した症状で自分の体にレッテルを貼る(自分の身体からパワーを奪ってしまう)の ではなく、自分の体のつながりを通してパワーを取り戻し、さらに成長していくことだと思います。

ピラティスは、その人の状態に関わらず、 誰でも「さらによくなる」というパワーを持った運動であり哲学。

私は「身体からのコーチング」だとも思っています。
巡りがいいってどういう状態?
「体の巡りがいい」と聞くとどんなイメージ?
血流がいいとか、代謝がよく、老廃物を出せる体のことでしょうか。冷えやむくみがないことでしょうか。頭がすっきりしていることでしょうか。
海外講師のワークショップに参加すると
「元気ですか?体はエナジーで溢れていますか?」なんて問いかけから講座がスタートします。
『体がエナジーで溢れている。』
ピラティスらしい素敵な言葉!
ピラティスのエクササイズは〇〇筋を鍛えるというものではなく、「動作や立ち居振る舞いに対して全身の筋肉や関節がどう働いているか」というものだと思います。
動いていない筋肉だって身体を安定させるために働いています。
だから本当に所作が美しい方は下腹がうっかり出たりしないのです。
お尻をぎゅっと引き締めていなくてもお尻は垂れないのです。(そう書く私も…まだまだ修行の途中です。汗 一緒にがんばりましょう!)

アメリカにレッスンを受けに行った時、ジョセフピラティス氏はエクササイズにeleganceを求めたと聞きました。

それは小手先の振り付けのような所作ではなく、まさに頭頂骨から足の指の腹まで、全身にエナジーが巡っている状態だったんじゃないかと思います。
あなたの体はエナジーに溢れていますか?
自分がエナジーに満たされた時、溢れたエナジーで私たちは周りの人を幸せにできるんだと思います。
ニュートラルってなに!?
ピラティスでよく聞く「ニュートラル」ポジション。
ザックリ説明すると
- まっすぐ立った時に骨盤が前や後ろ、右や左に傾いていない状態のこと。
- 背骨を横から見たときのS字のカーブが正常に湾曲していること。
骨盤が傾いていたり、背骨の角度が過度に湾曲していたり、反対に湾曲していなかったりすると、腰痛や生理痛、肩こり等、体の不調の原因となります。
この歪みをニュートラルに戻すべく、呼吸に合わせて骨盤を動かしたり、身体を安定させるための腹筋をワークしたり、背骨をいろんな方向に動かすことで柔軟性を取り戻すピラティスが多い。

レッスンで全身の筋力や柔軟性がバランスよく整うと体が軽やかになったり、スッキリ爽快に感じる方が多いです。
でも・・・
私自身ピラティスを学び、練習を続ける中で、ニュートラルの概念が少し変わってきたように思います。ピラティスにはもっともっと深い意味と可能性がある。
私が感じるニュートラルの意味
(ここからはまだまだ勉強中の私の感覚ですが、)
私たちの身体は無駄なくつながっています。
〇〇筋とか□□関節とか体を区切って考えずに、足の裏から頭頂骨まで全身で1つのエクササイズにアプローチできた時、これまで経験したことがないほど、腹の奥に火が付くようなパワフルさを感じるし、体全体が上に上に引き上げられる感覚があって、
エンパワメント(empowerment)という言葉を身体から感じることができる。
これがニュートラルだとしたら、 ニュートラルは「最強」 !!

ピラティスは「身体からのコーチング」
足裏から頭の先まで全てに無駄がないことを感じられたら、そのままの「whole」な自分を愛せるんじゃないかと思うんです。
しっかり地に足がつくと日常の景色が違って見えることもあると思うんです。自分の嫌な部分に目を向ける勇気が出てくることもあるんじゃないかと思うんです。
どんな人だって、私たちの身体は宇宙のように神秘的で美しいし、ピラティスの可能性は底なしに深い。
*こちらの記事は6/20~6/24にインスタグラムにも投稿しております。