プライベートレッスンへのこだわり
私のピラティスのレッスンはマンツーマンのプライベートレッスンです。
その背景には一人一人の身体を丁寧に見たいという想いがあります。
身体の特徴は人それぞれ。
骨格や筋肉のバランスは生まれつきのものもありますが、ほとんどがその方の日常生活と密接に関わっているように思います。
どんなお仕事をされているか、どんな地域にお住まいか、お子さんは何人いらっしゃるのか、どんなお店やファッションが好きか、等々
お話を伺うことで(もちろんクライアントさんがお嫌でなければ!) レッスンの進め方や身体への声の掛け方が変わります。
例えば、
1週間忙しかった方には、なるべく身体の深いところから呼吸することを意識してもらうし、
気を使うことが多かった方には身体を固めずに、内側の空間を意識して動いてもらいます。
なんだかスッキリしない、悶々としている日は、どんどん動いて、まずは身体を心地いいところにガイドしていくことを意識しています。
なので、もしお嫌でなければ、
どんなお仕事をされているか、
どんな地域にお住まいか、
お子さんは何人いらっしゃるのか、
どんなお店やファッションが好きか
…などなど
お気軽に話して頂ければ嬉しいです♪
ピラティスマシンで美しい動作を学ぶ
もう1つの特徴はピラティスマシンを使用すること。
最近では認知度の高まってきたピラティスマシン。
私のスタジオには木製のリフォーマーとキャデラックがあります。
ピラティスマシンはジョセフピラティス氏が、ベッドをはじめとした家具や身の回りにあるものを改造して創ったもの。
なので、ウェイトトレーニングのようなおもしではなく、負荷としてスプリング(ばね)がついています。
負荷と言っても、ただただ身体に抵抗をかけるものではなく、自分が身体を動かす時にどこに力が入っているかを教えてくれたり、エクササイズ中の姿勢をサポートしてくれます。
ピラティスマシンは、体のパーツ、パーツを鍛えて行くトレーニングの器具と違い、全身をコーディネートしていくために設計されたもの。
私たちが日常生活でいろんな姿勢をとるように、ピラティスのエクササイズも
仰向け、座位、うつ伏せ、立位など
いろんな姿勢でエクササイズを行います。
そんな全ての姿勢を支え、気づきを与えてくれるのがピラティスマシン。
どんなふうに立って、どんなふうに座るか、どうやって腕を伸ばすか、一つ一つの動作に美しさが生まれるのは、全身をコーディネートしてくれるピラティスならでは!
厳しいようで実は優しい、もう1人のインストラクターのような存在です。
※ちなみに、これをたくさんの人で同時にできるように考案されたのが、マットで行うピラティスです。
その日の気分に合わせたレッスン
3つ目は、心や感情の状態もお伺いしていくこと。
これもクライアントさんの希望によって人それぞれなのですが、身体の状態は言葉以上に心を表していることがあります。
スポーツジムや大人数のスタジオだと通うのが億劫な日もあると思うのですが、どんな気分の日でもお越しいただけるのが、プライベートレッスンのいいところ。
ポジティブじゃない日って誰にでもあります。
でも身体から安心を感じられたり、前を向ける日もあります。
心の状態なんて書くとカウンセリングのように仰々しく感じてしまうかもしれませんが、気さくに気軽に感じていることがあればシェアしていただけたらと思います。