ピラティスインストラクターが考える How to makeover your lifeシリーズ。
骨盤、肋骨とお話を続けてきましたが、今回はその間にあるお腹の話。
お腹のお悩みでよく取り上げられるのは、下腹部がぽっこりしてくることですが、このブログを読んで下さっている世代に多いのは便秘や下痢など排泄に関わることではないかと思います。
「脳はバカ、腸はかしこい」という本が出るほど、今や腸活はメジャーになっていますし、消化吸収が私たちの体にどれだけの影響を与えているかということを既にご存じの方も多いと思います。
私自身は薬膳の勉強をしていたこともあるので、いつか体の中(臓器の仕事とそこにまつわる心)についても書いてみたいなぁと思うのですが、このシリーズは自分らしくあるために自分を知るというのがコンセプト。
私自身は薬膳の勉強をしていたこともあるので、いつか体の中(臓器の仕事とそこにまつわる心)についても書いてみたいなぁと思うのですが、このシリーズは自分らしくあるために自分を知るというのがコンセプト。
自分のお腹に触れてみましょう
まずは仰向けの状態でご自身のお腹を触ってみて下さい。
あなたのお腹は冷たい?
かたい?
ふにゃふにゃしている?
なんだか張っている?
日頃冷たい飲み物をよく飲んでいたり、お風呂をシャワーだけで済ませることが多い方はお腹の奥がひんやりと冷たい方が多いです。
便秘が多い方はお腹の表面が張っていて、指で奥の方を触るとずっしりと詰まっているような感覚を感じます。
下痢が多い方がはお腹がふにゃふにゃ。
指で奥の方を触ってもふにゃふにゃで力がない感じがします。
緊張やプレッシャーを感じやすかったり、せっかちな方はお腹の表面がパーンと張っています。
あなたのお腹はどんなタイプでしたか?
便秘と下痢を繰り返すタイプの方はそれぞれの時期にお腹を触ってみて下さい。
愛を持ってお腹をケアしていきましょう
今がどんなお腹のタイプでも愛を持ってケアしてあげることでお腹の状態は変わります。
冷えている
お腹がひんやりと冷たかった方は、氷の入った飲み物を控えて常温や温かい飲み物に切り替える。
毎晩、湯船に浸かるだけでお腹の中がずいぶんと温まります。
便秘がちでお腹の奥の方がずっしりと詰まっている人は骨盤の内側に沿うように指を入れて大腸 の動きをサポートしてあげて下さい。
ぐいぐい押すと大腸のある奥まで指が届かないので、じわじわとゆっくり骨盤の奥に向かって手を入れていきましょう。
下痢が多い方は胃が疲れやすかったり、冷えている方が多いです。
左の脇腹の辺りを温めたり、前回の肋骨を大きく動かす動きも胃のスペースを広げてくれるのでおすすめです。胃は冷えやすい臓器なのでお風呂は湯船に浸かるのがおすすめです。
緊張やプレッシャーを感じやすかったり、せっかちな方は1日の終わりにお腹を優しくさすってあげる時間を作りましょう。
呼吸も浅くなりやすいので、深呼吸をする時間を作るのもおすすめです。
以前このブログでは、肋骨が広がる胸式呼吸をご紹介しましたが、このタイプの方はお腹にたっぷりと呼吸が入る腹式呼吸もおすすめです。
お腹の調子がいい時の触り心地とその心
ではお中の調子がいい時というのは、どんな触り心地でどんな心があるのでしょうか。
お腹の調子がいい時、私たちのお腹はふんわりと温かく、触るともちもちとしています。
そんな消化吸収の上手な方は、受け取りと受け流しの上手な女性のように思います。
消化吸収に携わる胃、小腸、大腸には、食べ物が入ってくることを
許し(消化)→受容し(吸収)→理解する(排泄)という心があります。
許せない、納得がいかないと胃が消化不良になり、冷えたり、下痢をしやすくなりますし、 受け止めきれない、身体が頭や気持ちのスピード感についていけないとお腹は張ってきます。
お腹をケアすることで、必要なことを丁寧に受け取り吸収し、不要になったものは愛をもって手放せる、そんな女性を目指していきましょう。
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