今回は美しいバストを形作るのに欠かせない肋骨の働きと、そんな肋骨を動かすエクササイズを紹介します。
美しいバスト作りに重要な肋骨の役割
私たちのおっぱいは肋骨という骨のドームの上にのっています。
バストがふんわりと綺麗な形になるにはこの骨のドームの土台がとても重要。
猫背や緊張で胸の前が縮こまったり硬くなってくると、肋骨のドームがペタンコになってしまい、その上にのっている脂肪も重力に負けて下に引っ張られてしまいます。
肋骨という骨は左右に12本ずつあります。
それぞれの骨が背骨や胸の前の胸骨という骨とつなが ることで、私たちの胸の骨はドームのような形を作っています。 ドームを形成している骨は全部で37本。
これまで書いてきた脚や骨盤と違い、胸の骨は数がとても多いです。
このドームの中にある臓器は心臓と肺。 呼吸と血液は私たちの生命の要です。
私たちの身体は自然と大切なものを守ってくれるようにできています。
そんな守りのかたい肋骨ですが、かたい故に難点なのが“動きづらい”ということ。
ねじることは割りと容易なのですが、日常生活の中でも肋骨を曲げる、反るという動きはほとんどありません。
デスクワークや重い荷物を持っている時間が長いとだんだん胸の筋肉が縮こまって猫背になっていきます。
もしくは胸と背中の筋肉を緊張させることでバランスを取ろうとすると筋肉は硬くなります。
胸の筋肉が硬くなると肋骨はさらに身動きが取りづらくなります。
肋骨は肩甲骨の土台にもなっている骨ですし、胸の筋肉 大胸筋は腕や鎖骨の骨とつながっているので、胸の筋肉が硬くなれば肩こり、首こりにもつながります。
上半身の大きなドームが猫背で前に傾くと、その下にある内臓も圧迫され、消化が悪くなったり、下腹が前にぽっこりと出る原因にもなります。
肋骨周りを縦に動かすエクササイズ
まずは動画のように縮こまりやすい肋骨と肋骨の周りの筋肉を縦に大きく動かしてみましょう!
(各8回ずつ)
勢いや力任せに動いてしまうと首や腰だけの動きになってしまうので、
「肋骨がちゃんと動いているかな?」と身体で感じながら(エクササイズ中は目で確認できないので。汗)動いてみて下さい。
肋骨の周りを横に動かすエクササイズ
もう一つ、硬くなりやすいのが横(側屈)の動き。
こちらも動画のように動かしていきましょう!
(各8回ずつ)
肋骨や胸を動かしていると思っていても、知らず知らずのうちに体をねじっていたり、首や肩だけを動かしている人は多いです。
動画内の「悪い例」のような動きになっていないか確認しながらやってみて下さい。
肋骨の横が広がるとスッキリと気持ちがいいので、この横の動きも行ってみて下さい♪
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