感じて動くピラティス -SOPマスターコース初日-

Pilates

Soul of Pilates Master course vol.1
前回のブログは全体の流れについて書きましたが、
今回からは私の身体と心が感じた個人的な変化を書いていきたいと思います。

「感じて動く」を体感してもらうためのレッスン

初日、クライアント自身に「感じて動く」を体感してもらうには
どんなふうにレッスンを進めたらいいか、実際にペアを組んでレッスンをしてみました。
写真はクライアント役で動く私。

初日、クライアントに「感じて動いてもらうこと」を目的としたレッスンの練習

どんなインストラクターでも自分自身の身体の癖を1人で見つけることは不可能。

私自身も自分がクライアントになり、ハンズオンをしてもらうと
「こんなところが縮こまってたんだ!」と驚くことが多々あります。

このレッスンでもインストラクター役をしてくれたsakiさんに肩甲骨〜背中を縮こませて動いていたところを、ハンズオンでグッと広げてもらいました。

背中を広げてもらった瞬間「ゆきなちゃんは今日はずっとその背中を意識ね。」
いず美さんの声が飛んできました。

側からみたらなにも特別なことはないレッスンと講習の風景。

でも背中を広げられた私の身体からは「バレたーーーー!」という声がしました
私が声に出した訳でも、誰かが喋った訳でもなく、
自分の内側のどこからともなく聞こえてきた声。

これがどういう現象だったのか、説明するのは難しいのですが、
「ピラティスインストラクターが考えるHow to makeover your life」シリーズでも書いた通り、
身体と心はすごく密接につながっています。



私の自分の無意識下でうまいこと自分を縮こませて生きようとしていた部分を
sakiさんの愛あるハンズオンでグッと広げられて
「本来の背中と肩の位置で生きなさい!(ビシッ)」
と言われたような気がしました。
(それ、すなわち「胸を張って生きなさい」ということかと。)

面白い体験にニヤニヤしながら終えた初日

この面白い体験にニヤニヤしながら初日を終えた私ですが、
帰りの車の運転も、晩ご飯を作る時も、翌朝起きて出かける準備をする時も、
出てくる!出てくる!これまでの背中を縮こませる癖が!

日常生活の中でこんなにも背中を縮めて生きていたのかと驚きました。

背中の縮こまりに気づく度に「昨日、広げてもらった背中の広さに戻そ♪」
と身体の感覚を戻す繰り返し。
「背中が広いまま過ごすというのはとても気持ちがいいなぁ♪」
と感じながら2日目の講習に向かいました。

このエピソードをいず美さんにシェアすると、
「そう!それがクライアントさんに感じて動いてもらうってこと!」
「縮こまりに気づくことも、それ以外の身体の在り方があることも知って、自分の在り方を自由に選択してもらえるのがピラティスだよ。」

と教えてくれました。

クライアント役としてピラティスの
感じて動く→学び、自分の在り方を選択する
という醍醐味を知った初日でした。

この記事を書いた人
Yukina

神戸岡本のスタジオ「yukiritual」を拠点に活動するピラティスインストラクター及びIntegrated Healingプラクティショナー。
(秋冬にはローチョコレートの製造販売も行っています。)

日頃のレッスン、セッションを通して感じた事や、身体や心が軽くするヒントを発信しています。

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