前回は美しいバストを作るための土台として重要な肋骨の役割と、その肋骨を大きく動かす方法をお伝えしましたが、もう一つ、肋骨を動かしてくれる身体の大切な機能「呼吸」についてと、美しいバスト作りのためのマッサージをお伝えしたいと思います!
深い呼吸の効果は肋骨にも
私たちの身体は、休憩時間や睡眠時などリラックスすると副交感神経が優位になり呼吸が深くなります。
胸に深くたくさん呼吸が入ると肋骨の骨と骨の間も広がります。
呼吸をすることで肋骨の周りの筋肉は自然とストレッチされたり、緩む状態を繰り返しているのです。
しかし、季節の変わり目や仕事のプレッシャーで交感神経と副交感神経がバランスを崩してしまうと深い呼吸ができなくなってしまいます。
また、せっかくリラックスの時間や深い呼吸をしようとしても、前回お話ししたような猫背や緊張で胸の筋肉が硬く縮こまっていると思うように呼吸が入らないこともあります。
「睡眠の質とピラティス」の回でも書きましたが、呼吸は唯一!私たちが自律神経に意識的にアプローチができる機能です。
深い呼吸と自律神経のバランスを整えることは、肋骨や胸の筋肉が自然と柔らかくなるサイクルを取り戻すことにもなるのです。
まずは深い呼吸を取り戻すために「意識的に」呼吸にアプローチしてみましょう。
仕事の休憩時間や1日の終わりに、肋骨の広がりを意識しながら下の動画のように深い呼吸をしてみて下さい。
呼吸が入りづらいなぁと感じる方は、先に前回ご紹介した肋骨を動かす体操をすると呼吸がしやすくなります。
美しく柔らかいバストを作るマッサージ
肋骨の周りの筋肉が緩み、柔らかい状態で呼吸ができるようになったら、ここで改めて!ふんわりと柔らかいおっぱいを作るマッサージの方法をご紹介します。
①わき腹から胸の中心に向かって手のひらで優しくバストを寄せる(左右10回ずつ)
②右手は右胸の下で 外側→体の内側 に、
左手は右胸の上で 内側→外側 に、
バストの形に沿って優しくなぞる(左右10回ずつ)
③両手で左右のバストを下から持ち上げるように包み込み、小さく10回揺らす
これまで何度も書いてきた通り、土台が傾いたまま、おっぱいだけ柔らかくなると脂肪は下に向かって落ちていきます。
こちらのマッサージは、必ず肋骨を動かす体操や深い呼吸ができるようになってから行うようにしてくださいね。
あなたの胸の中に隠された「人生を『柔らかく』楽しむ」魅力が出てくることを祈っています♡
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